「happen」「occur」「take place」など ☆“起こる” 表現の違いについて

類義表現

今回は、「起こる」という意味を持つ英単語について学びましょう。
  
「happen」「occur」「take place」「break out」「arise」など、さまざまな表現があります。
どれもよく使われる表現ですが、ニュアンスや使われる場面が少しずつ異なります。
それぞれ見ていきましょう。
 

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「happen」「occur」「take place」の違いと使い方

happen

「起こる」
   
※ 最も一般的に使われる表現で、日常会話でよく使われます。
※ 特に、偶然の出来事や予期していなかった出来事についてよく使われます。
  
  
  
例:What’s happening on stage?(ステージで何が起こっているの?)
  
  
例:A:Aww, sorry. I overslept this morning.(あぁ、ごめん。今朝寝坊しちゃった。)
  B:It happens. Don’t worry, you still have time to prepare.(そういうこともあるよ。心配しないで。まだ準備する時間はあるから。)
  
 ※ It happens. 「そういうこともあるよ」という意味で、人を励ますときなどによく使われる表現です。
  
  
  

occur

「起こる」「発生する」
  
※ 少しフォーマルな表現で、ニュースや報告書、書き言葉などでよく使われます。
※ 名詞は、occurrence 。
  
  
  
例:The pileup occurred at a nearby intersection.(その玉突き事故は、近くの交差点で起きました。)
  
  
例:If an earthquake occurs, follow the instructions and go to the primary evacuation location.(地震が発生した場合は、指示に従って一次避難場所へ移動してください。)
  
※ このような表現は掲示板や案内などでよく見られます。
※「地震が発生した場合」は、次のような形でもよく表されます。
 ・In case of an earthquake, …(地震の場合は、…)
 ・In the event of an earthquake, …(地震が発生した際は、…)
  
  
  

take place

「行われる」「起こる」
  
イベントや予定されている出来事が「行われる」という意味でよく使われます。
  
  
例:The concert will take place this Sunday.(コンサートは今度の日曜日に行われます。)
  
  
  
※ また、事故や出来事などが「起こる」という意味でも使われ、ニュースや説明文などで見られます。
※ happen よりも客観的に出来事を述べる響きがあります。
  
  
例:The accident took place near the station last night.(その事故は昨夜、駅の近くで起きました。)
  
  
  

いろいろな「起こる」

break out

「突然起こる」「勃発する」  
  
※ 戦争・火事・暴動・争い・感染症など、好ましくない出来事が突然発生する場合によく使われます。
  
※ war / fire / riot / fight / disease などとの組み合わせでよく使われます。
※ 名詞は、outbreak
  
  
例:A small conflict broke out on the island.(その島で小さな紛争が起きた。)
  
  
例:There was an outbreak of the disease in the area.(その地域で病気が発生した。)
  
  
  

arise

「起こる」「生じる」
    
※ やや改まった表現で、問題・疑問・機会などが、ある状況から「生じる」「持ち上がる」ときに使われます。
※ occur が出来事の「発生」を広く表せるのに対し、arise は、ある状況から問題や疑問などが生じるニュアンスがあります。
  
※ problem / question / issue / difficulty / opportunity / need などと組み合わせて使えます。
  
※ arise – arose – arisen
  
  
例:An argument arose among the members.(メンバーの間で口論が起きた。)
  
  
例:Several questions arose after the presentation.(プレゼンの後、いくつか質問が出た。)
  
  
  

一口コラム 🌱

自動詞は受け身にできない
  
※ happen / occur / arise などは自動詞のため、受け身にはできません。
  
  
× Something wonderful was happened today.
⭕ Something wonderful happened today.(今日、素晴らしいことが起こった。)
  
  
× An error was occurred during the process.
⭕ An error occurred during the process.(処理中にエラーが発生した。)
  
  
× A great opportunity was arisen.
⭕ A great opportunity arose.(素晴らしいチャンスが生まれた。)
  
  
  
◎ happen / occur / arise のほか、take place / break out も目的語を取らない表現なので、受け身にはしません。
  
  
  

まとめ

happen … 日常的な「起こる」
occur … ややフォーマルな「発生する」
take place … イベントなどが「行われる」/出来事が「起こる」
break out … 戦争・火事・争いなどが「突然起こる」
arise … 問題・疑問などが状況から「生じる」
  
「起こる」という意味では、happen が最も日常的に使われる表現です。
状況によって使い分けると、より自然な英語になります。
  
   
Everything happens for a reason.
すべての出来事には意味がある。
  

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