「worth」「deserve」☆違いとポイント

違いとポイント

「worth」と「deserve」の単語、意味が似ていると感じたことはありませんか?
どちらを使おうか迷ったことはありませんか?
  
“価値がある” や “値する” などの意味ですが、どちらがどちらでしょう。
今日は、その迷いを解決しましょう。


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worth と deserve の違いについて

worth

価値があるか」といったニュアンスです。
 ※ 形容詞のため、be動詞と一緒に使います。
 ※ 形容詞としては少し珍しく、直接目的語を後ろに置き、be worth + 名詞/動名詞 という構文をよく使います。
 ※ It’s worth it.(それはそれだけの価値がある)という言い回しもよく使われます。
 ※ 名詞としても使えます。
  
  
  
例:Because you can see the sunrise and a beautiful sea of clouds, climbing Mt. Fuji is definitely worth it.(ご来光と美しい雲海が見られるので、富士山に登る価値は間違いなくあります。)
  
  
  
例:This dress is worth the price.(このドレスは値段に見合う価値があるわ。)
 
   
  
例:I don’t know if it will work, but it’s worth a try.(うまく行くかはわからないけど、試してみる価値はあるよ。)
  
  

deserve

値するか」「ふさわしいか」といったニュアンス。
 ※ 動詞として使われます。
 ※ deserve + 名詞(賞賛・罰・ご褒美など)
 ※ deserve to + 動詞
  
  
  
例:The company’s sales have increased thanks to her hard work, so she deserves the promotion.(彼女の頑張りのおかげで会社の売り上げが伸びているのだから、彼女の昇進は当然だ。(昇進に値する))
 
    
  
例:I think you deserve to be paid more.(あなたはもっと給料をもらってもいいと思うわ。(もっと給料をもらうに値する))
 
   
  
例:He lied so much that no one believed him anymore. He got what he deserved.(彼は嘘ばかりついていたから誰も彼を信じなくなった。自業自得だ。(当然の報いを受けた。))
   
  
  

worth と deserve の違いのポイント

価値の高い、または、何かをすることが有意義であるという意味で「価値がある」を表す場合は、worth
 「価値(value)」を感じるもの全般に使えます。人にも使えますが、モノ・経験・行動への使用が多いです。
  
過去の行いなどが、現在の何かに「値する」ことを表す場合は、deserve を使います。因果応報ですね。
 「報い」や「正当な結果」というニュアンスが強く、人の行為や性格に関連する文脈で使われることが多いです。
    
   
  
例:I took English classes for 1 year. It was worth the effort. Now I am able to have discussions with native English speakers.(1年間英語の授業を受けました。頑張った甲斐があって、今では、英語のネイティブとディスカッションできるまでになりました。)
  
    
 
例:I’ve been working really hard at my job for the past six months. Today I’m going to enjoy my holiday! I deserve it!(半年間、俺は仕事で本当にハードに働いてきた。今日は休暇を楽しむぞ!当然の報酬だ!)
  
  
  

worth の類似表現

  • worthwhile …「価値がある」
    ※ 形容詞です。
    ※ 潜在的な利益がある場合に使われる傾向にあります。
      
    例:Looking back, I think the training was worthwhile.(振り返ってみると、そのトレーニングは価値があった(有意義だった)と思う。)
      
      
      
  • worthy …「価値のある(立派な)」
    ※ 形容詞の場合が多いです。
    ※ trustworthy(信頼できる)など他の単語にくっついて使われることが多い単語です。
      
    例:He is my worthy opponent in cooking.(彼は料理の(価値のある)尊敬できるライバルだ。)
      
      
      
  • valuable …「価値のある(貴重な)」
    ※ 通常、形容詞。
      
    例:This ring is valuable to me.(この指輪は、私にとって価値あるものです。)
      
      
      

まとめ

意外にシンプルで分かりやすい違いだったのではないでしょうか。
因果応報に関連する文章は、deserve が使えそうですね。
  
  
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