映画とか見ていたら、馬鹿っていう表現がよく出てきて
いろんな言い方があるなぁと思ったりしませんか?
今回は、「ばかな」という英単語について学習してスッキリしましょう。
「silly」「stupid」「idiot」「fool」「dumb」「moron」「dummy」などを使った表現などがあります。![]()
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「silly」「stupid」「idiot」の違いと使い方
silly
「ばかな」「愚かな」
※ かわいい・軽めの「ばか」。
例:We did something silly and fun.(ばかなことしたけど楽しかったよ。)
例:Don’t be silly, you know I’ve got your back.(ばか言うなよ、俺がついてるって。)
stupid
「ばかな」「頭の悪い」
※ 一番よく使う。強め。
※ 対象がアイデアや行動などであればそこまで失礼ではない。人に対して使うと失礼。
例:Stupid is as stupid does.(ばかとは、ばかな行動をする人のことだ。(人は行いで評価される。))映画 Forrest Gump(フォレスト・ガンプ)より
例:Stupid questions often lead to smart answers.(ばかな質問が賢い答えにつながることもある。)
idiot
「ばか」
※ 直接的で強い。「ばか者」「どアホ」レベル。
※ 怒り・失敗・自嘲など、口語でよく使われます。
例:Oh shoot… I’m holding a banana. I’m such an idiot.(やば… バナナ持ってるわ。俺ってほんとバカだな。)
例:You idiot, I told you I’d help you.(このバカ、助けるって言ったろ。)
いろいろな「ばかな」
- fool … 「ばか者」「愚か者」
※ おろかな行動をする人。人格否定まではいかない。
※ やや文学的・柔らかめ。おろかだけど愛嬌あり。
※ foolish は、形容詞。「愚かな」
例:Don’t be a fool by repeating the same foolish mistake.(同じ愚かなミスを繰り返してバカな真似をするな。)
- moron … 「ばか」「脳たりん」
※ かなり強くかなり失礼。日常会話では避けたほうが良いです。
例:He’s a complete moron.(あいつは完全なバカだ。)
- dumb … 「ばかな」「頭が悪い」
※ やらかし・失敗を笑い合う感じ 。
※ アメリカで特に頻出。「ちょっとバカ」のくだけた会話で自然。
※ dumb=言葉が話せない、の意味が強い地域もあります。
例:That was a dumb move.(あれはばかな行動だった。)
- dummy … 「ばか」「とんま」
※ 子供向けの軽い「ばか」。
※ アメリカの方が使用頻度高い。
例:Don’t be a dummy. It’s easy to fix.(ばかだなぁ。これは簡単に直せるよ。)
まとめ
「ばかな」と一言で言っても、どんな馬鹿さなのかで使う単語が変わってきます。
軽いノリなら silly、ガチで言いたいなら stupid、行動を責めたいなら foolish … といった感じ。
違いを知っておくと、言いたい雰囲気に合わせて選ぶことができ、英語表現の幅が広がります。
Even silly mistakes teach you lessons and help you grow.
ばかげたミスでも、学びとなり成長につながるよ。![]()
おまけ
英語には 「ばかばかしい!」 って感じを表す言葉もあります。
- ridiculous … 見た目や行動が笑える
例:He looks ridiculous running in a suit.(スーツで走ってるなんてばかばかしい。)
- absurd … 論理的におかしい、現実的でない
例:Paying $1,000 for a pen is absurd.(ペンに1000ドル払うなんてばかばかしい。)
silly や foolish よりちょっと強めに「バカバカしい」と言いたいときに便利です。

