「could」「was/were able to」☆違いとポイント

違いとポイント

「〜することができた」と英語で言いたい時に、「could」と「was able to」のどちらを使おうか、と考えたことがあると思います。例えば、試験に受かることができました、と言いたい時にはどちらを使いますか?
  
使う際に難しく考えることはありませんが、微妙に違いというものがあります。
「could」「was/were able to」の違いとポイントについて解説していきます。
  

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could と was/were able to の違いについて

could

could」は、能力や許可、可能性(推量)や仮定法などいろいろな用法があります。
was/were able to」と入れ替えができるのは、「することができた」という能力の意味でですので、その違いについてここでは見ていきます。
  

「could」は、主に過去の習慣的な能力過去においていつでもできたことを表します。
  
  
例:I could play the violin very well when I was young.(若い頃は、ヴァイオリンを上手に弾くことができました。)
  
例:Once the sun rose, I could see the snow falling.(太陽が昇ると、雪が降っているのが見えました。)
   
  

was/were able to

一方、「was/were able to」は、特定の時点での特定の能力について話したいときに使います。
ある意味、特別な瞬間で、何かを達成した、できた喜びや安堵感が含まれます。
  

例:I was able to play the violin very well at the concert.(私は、コンサートでヴァイオリンをとてもうまく弾くことができました。)
  
例:I was finally able to come to Switzerland and see the snow fall for the first time.(ようやくスイスに来て、初めて雪を見ることができました。)
  
例:We were all able to pass the exam and get into the university of our choice.(私たちは全員、試験に合格し、希望の大学に入学することができました。)
  
  
  

could と was/were able to の違いのポイント

  • 「could」と「was/were able to」と入れ替えができるができるのは、「〜することができた」という意味の場合です。
      
    could」は、しようと思えばいつでもできたこと、「was/were able to」は、特別にできたことを表し、できたことの喜びや安堵感が含まれるため、話の内容にポジティブな印象を受けることができます。
      
      
  • 疑問文を作る場合も、特別な内容で「できたか」を尋ねたい際に「was/were able to」を使います。
       
      
  • 否定の文になると以下のようなニュアンスの違いになります。
      
    I couldn’t receive the e-mail.(メールを受信できませんでした。)
     ※何か事情や理由があり受信ができなかった。聞いた方は、どうしてだろう、と感じます。
    I wasn’t able to receive the e-mail.
     ※いろいろやってみたが受信できなかった、というニュアンス。
    I was unable to receive the e-mail.
     ※いろいろやってみたが受信不可能、というニュアンス。 


        

まとめ

いかがでしたか?

「could」は、使われる用法が多くありますが、「was/were able to」は、「できた!」という喜びや安堵感がある時に使えばいいので、あまり迷う必要もないかと思います。
  
ただ、実際は、混同して使われることも多々ありますので、楽しんで英語を話しましょう。^^  
  
  

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