今回は、「対応する」「対処する」の表現について学んでいきます。
「handle」「cope with」「deal with」「address」「take care of」などを使った表現などがあります。
どんな場面で使うのか見ていきましょう。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
「handle」「cope with」「deal with」の違いと使い方
handle
「(問題など)に対処する」
※ 責任の伴うビジネス業務の対応などに使われる傾向にあります。
※ 問題などに対処し、解決まで含まれています。
例:How do you handle complaints?(クレームにはどのように対応していますか?)
※カスタマーセンターでの対応など。
例:The customer has requested an estimate for the furniture and I will handle it.(お客様から家具の見積もり依頼がありましたので、私が対応します。)
※ I will respond. でも答えとして OK ですが、応答(対応)する、という行為のみのニュアンスがあります。
cope with
「(問題などに立ち向かい)対処する」
※ 困難な状況などに対応するニュアンスです。
例:How do you cope with stress?(ストレスにはどう対処していますか?)
例:We need an environment where we can cope with the pressures of work.(仕事のプレッシャーに対処できる環境が必要です。)
deal with
「(問題など)に取り組む」「(人)と対応する」
※ 人にも使えます。
※ 何かに対応する、という状況に重きがあるニュアンスです。
例:She deals with overseas clients on a daily basis.(彼女は日常的に海外の顧客に対応しています。)
例:He dealt with the mess after the transfer.(彼は移籍後の混乱に対処しました。)
※ deal – dealt – dealt [délt] 。
いろいろな「対応する」
- address … 「(問題など)に取り組む」
※懸念される問題に対応する場合など。
例:The issue of water scarcity needs to be addressed as soon as possible.(水不足の問題についてはできるだけ早く対応する必要があります。)
- take care of … 「に対処する」
※親切さ、丁寧さ、責任感などが感じられるフレーズです。
例:I’ll take care of this problem.(この問題は私が引き受けて対処します。)
まとめ
あまり差異はないようには感じますが、handle は責任を伴うニュアンスがあり、cope with は困難な状況になんとか対応しているニュアンスがあり、deal with は、人との対応にも使え、人以外では問題に対応している状況に重きが置かれている感じがあります。
take care of は、ここでも責任感や丁寧さを感じさせるビジネスで万能な表現ですね。
たくさん使っていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。