今回は、動詞「miss」を取り上げます。
この「miss」という動詞もまたたくさんの意味があります。
気を付けたい点は、日本語の「(仕事などで)ミスをする」の「ミス」は、「誤り/失敗」の意味になります。その場合は「mistake」などを使います。
※バスケのシュートをミスする、などは、「外す(入れ損なう)」という意味になるので miss を使います。
では、「miss」の意味と使い方を見ていきましょう。
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「miss」よく使う表現 その1
「〜がいなくて寂しく思う」「〜が恋しい」「〜がいなくて困る」
日常で非常によく使われる表現です。
例:I’ll miss you. ((あなたがいなくなると)寂しくなります。)
※ You’ll be missed. 主語がないため少し硬い印象になりますが、受動態でも同じ「寂しくなります」の意味で別れ際に使われます。この場合、状況によって「惜しまれる」や「いなくて大変になるよ」などの意味としても使われます。特に、職場を去る人などによく使われます。
例:Do you miss your home country? (故郷のお国が恋しいですか?)
「miss」よく使う表現 その2
「〜に当たらない」「〜を外す」「〜とすれ違う(入れ違いになる)」
例:He missed the ball again.(彼は(野球で)また空振りをした。)
例:She missed a three-point shot.(彼女は(バスケで)スリーポイントシュートをミスした。)
例:I missed you at the airport.(空港ではすれ違いでしたね。(会えなかった))
「miss」よく使う表現 その3
「(機会などを)逃す」「見逃す」
例:Don’t miss the chance!(このチャンスをお見逃しなく!)
例:Don’t miss a golden opportunity.(好機を逃してはならない。)
「miss」よく使う表現 その4
「乗り遅れる」「間に合わない」
例:Hurry up, or we will miss the last train.(急いで!そうしないと最終電車に乗り遅れるよ。)
例:I almost missed the deadline.(危うく締め切りに遅れるところだった。)
「miss」よく使う表現 その5
「話を聞き逃す」「見損なう、見落とす、気付かない」「降り損なう」「食べ損なう」
例:I missed (hearing) something important.(重要な部分を聞き逃しました。)
例:I fell asleep and missed the ending of the movie.(眠ってしまって映画のラスト見損ねた。)
例:You can’t miss it.((道案内で)見落とすことはないですよ。(行けば絶対に分かります。))
「miss」よく使う表現 その6
「欠席する」「欠場する」「休む」
例:I missed today’s meeting.(今日の会議に出席できませんでした。)
※行き損ねた、出席できなかったというニュアンスになります。
例:I missed two weeks of school.(学校を2週間休みました。)
※行き損ねた、休んでしまったというニュアンスです。
「miss」よく使う表現 その7
missing で形容詞的に使います。「欠けている」「足りない」「行方不明の」「紛失した」
例:I feel like something is missing.(何かが欠けている気がします。)
例:My dog has been missing for two weeks.(うちの犬が2週間行方不明なんです。)
「miss」よく使う表現 その8
(若い)独身女性 呼びかけなど
例:Excuse me, miss. Is this yours? (あの、お嬢さん、これあなたのですか?)
まとめ
たくさんいろんな意味がありますが、、、
よく使う表現その2〜6までは、会い損なう、とか乗り損なう、とか「逃す」「〜し損なう」系にはなりますので、シンプルにまとめて覚えておくのも良いかもですね。^^
重要な動詞を覚えるといろんなところで使い回せますよ。