皆さんは、どのような時に感動しますか?
美しい景色を見た時、涙が込み上げてくるような映画を見た時、誰かの献身的な姿を見た時、などでしょうか。
日常にある感動表現を見ていきましょう。
「move」「touch」「impress」「inspire」「affect」「strike」などを使った表現などがあります。
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「move」「touch」「impress」の違いと使い方
move
「感動させる」
※ 心を動かすような感動。
※ 人が主語の場合「(人)が感動する」は、「be 動詞+ – ed」で受け身形にします。
※ 感動させる何かが主語の場合は、moving(感動的な)の形容詞をよく使います。
例:I was very moved by his speech.(私は、彼のスピーチにとても心を動かされて感動しました。)
例:The last scene of the movie was so moving that I cried.(その映画のラストシーンは、感動的で泣いてしまいました。)
※ movie は、film という地域もあります。
touch
「感動させる」
※ 心に触れるような感動。
※ 人などが主語の場合「(人など)が感動する」は、「be 動詞+ – ed」で受け身形にします。
※ touching(感動的な)の形容詞もあります。
例:I was touched by my children’s message on Mother’s Day.(母の日に子供たちがくれたメッセージに感動しました。)
例:My heart was touched when I saw a documentary that reunited two separated siblings.(離ればなれになった2人の兄妹が再会するドキュメンタリーを見た時、心がジーンときました。)
例:The poem touched my heart.(その詩は、私の心に響きました。)
impress
「感動させる」
※ 印象に残る、または感心させられるような感動。
※ 人が主語の場合「(人)が感動する」は、「be 動詞+ – ed」で受け身形にします。
※ 形容詞の impressive(感動的な)もよく使われます。
例:What a great performance. I’m very impressed.(なんて素晴らしい演奏なんだ。感動するよ。)
例:I was so impressed when I saw the Eiffel Tower in person.(エッフェル塔を実際に(生で)見た時は、とても感動したよ。)
※ Seeing the Eiffel Tower in person was so impressive. とも言います。
いろいろな「感動する」
- inspire … 「感動させる」
※ 感動して元気になったり、触発を受けるニュアンス。
例:It’s inspiring to see strong characters fighting for good.(強いキャラクターが善のために戦う姿は感動的だ。)
- affect … 「感動させる」
※ 感動して心に影響を与える感じです。
例:I was deeply affected by my father’s words.(私は、父の言葉に深く感銘を受けた。)
- strike … 「感動させる」
※ 心を打つようなニュアンス。
※ strike – struck – struck
例:What my friend said really struck a chord with me.(私の友人が言ったことは、私の心に強く響きました。)
※ What my friend said really hit home for me. のような言い方もあります。
まとめ
touch は、優しさや愛情などを感じて涙がほろりと来るような場面でよく使われます。
move は、胸を打たれて心が揺り動かされるような感動に。
印象的な、または感心できる感動には impress を使います。
良いものや素晴らしいものに触れると感動します。
できるのであれば、感動を送る側にも多くなれるといいですね。
Your hard work is inspiring!(あなたの頑張りは感動ものです!)
お読みいただき、ありがとうございました。