英語の「依頼」の表現についてまとめてみました。
何か頼んだりお願いをする際には、相手に気持ちよく引き受けてもらいたいですよね。
どんな表現を使ったら失礼がないか、引き受けてもらえるか、などを考えて状況や相手によって表現を選ぶことは必要になります。場面に則した言い方ができるようにさっそく見ていきましょう。
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基本的な依頼表現
Will you〜? 〜してくれる?、〜してくれますか?
Can you〜? 〜してくれる?、〜してくれますか?
Could you〜? 〜していただけますか?、〜していただくことはできますか?
Would you〜? 〜していただけますか?、〜していただいてもよろしいでしょうか?
※違いとポイント、答え方などの詳細は、こちらをご参考ください。
→「Will you〜?」「Can you〜?」「Could you〜?」「Would you〜?」☆違いとポイント
依頼でよく使う表現
次のフレーズは、遠回しに依頼する表現です。よく使われる表現ですが、答え方には注意が必要です。
Would(Do) you mind 〜ing? (〜してもらってもいいですか?、〜していただけませんか?)
※ mind には「嫌だと思う、気に障る」という意味もあるため、直訳すると「〜するのは嫌だと思いますか?」になります。
※そのため、Yes, I would (do). と答えると、「嫌です」 No. の意味で依頼を断ることになります。
そのまま Yes. と答えてしまうと強く拒絶している感じを与えますので、I’m sorry, but I’m in a hurry…(すみませんが、急いでますので、、)など、理由を付け加えたりしてやんわりと答えてあげましょう。
※承諾する場合には、No, I don’t mind. (かまいませんよ。)や No, no problem.(大丈夫ですよ。)、No, of course not.(もちろんですよ。)などの答え方があります。
例:A:Would you mind helping us?(手伝っていただけませんか?)
B:Sure, what can I do for you?(いいですよ、何をしましょうか?)
※Sure. で答える際は、相手が混乱しないように言葉を付け足してあげるのがおすすめです。
依頼表現 その他
特にビジネスでは、相手の気持ちや状況に配慮した遠回しの依頼の表現が多くあります。
いくつか見てみましょう。
I wonder if you could 〜 (〜していただけませんか?)
※“I wonder〜”は、〜かしらと思う、という意味です。“I was wondering if you could 〜” と過去進行形で続けるとさらに丁寧になります。
例:I was wondering if you could help me.(手伝っていただけませんでしょうか?)
Would it be possible for you to 〜? (〜していただくことはできますか?)
I would be grateful if you could 〜 (〜していただけると大変ありがたいです)
例:I would be grateful if you could send me a copy. (コピーを送っていただけると大変ありがたいです。)
まとめ
依頼の表現もたくさんありますね。
依頼の内容を伝える前に、Could you do me a favor?(お願いがあるのですが。)や Could I ask you a favor?、May I ask you something?(お願い事しても良いでしょうか。)などがあると相手は心の準備ができるかと思います。
Are you busy now? (今忙しいですか?)と一言、相手の状況に配慮するのもいいですね。^^