今回は、breath(息)を使ったフレーズを学びましょう。
breath を使った表現には、「深呼吸する」「息が切れる」「息を整える」といった実際の呼吸を表すものから、「期待する」「言っても無駄」「息をのむほど感動する」といった比喩的なものまであります。
日常会話でもよく使われる表現を、例文とともに見ていきましょう。
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breath を使ったフレーズ
- take a breath …「ひと呼吸する」「一息つく」
※ 文字どおり「ひと呼吸する」という意味のほか、気持ちを落ち着かせるために「ひと呼吸置く」というニュアンスでも使われます。
例:Just take a breath and tell me what happened.(ひと呼吸して、何があったか話して。)
例:The air is so fresh here. Let’s take a deep breath!(ここの空気はとても爽やかですね。深呼吸しましょう!)
※ take a deep breath … 深呼吸する
- out of breath …「息が切れて」「息切れして」
※ 走ったり運動したりしたあとなど、息が切れている状態を表します。
例:I haven’t been exercising much lately, so I get out of breath easily when I run.(最近あまり運動していないので、走るとすぐ息が切れます。)
例:Why are you out of breath?(どうして息を切らしているの?)
- catch one’s breath …「息を整える」「一息入れる」
※ 運動などで息が乱れたあとに、呼吸を元に戻すイメージです。
例:She paused to catch her breath and took in the view.(彼女は立ち止まって息を整え、景色を眺めました。)
例:Let me catch my breath before we restart.(再開する前に少し息を整えさせてください。)
- hold one’s breath …「息を止める」「固唾(かたず)をのんで待つ(見守る)」
※ 文字どおり「息を止める」という意味のほか、緊張や期待などから「固唾をのんで見守る」という意味でも使われます。
例:How long can you hold your breath?(どのくらい息を止めていられますか?)
例:We held our breath as we waited for the results.(私たちは結果を固唾をのんで待ちました。)
※ また、Don’t hold your breath. や I wouldn’t hold my breath. は、「あまり期待しないほうがいい」という意味で使われます。
例:He said he’ll finish it today, but I wouldn’t hold my breath.(彼は今日中に終わらせると言っていたけど、あまり期待しないほうがいいよ。)
- save one’s breath …「言っても無駄なので言わない」
※ Save your breath. のように使うと、「言っても無駄だよ」「もう言わなくていいよ」といった意味になります。状況によっては、ややそっけなく聞こえることがあります。
例:You can save your breath. He won’t change his mind.(言っても無駄だよ。彼は考えを変えないから。)
※ Don’t waste your breath. も「言っても無駄だよ」という意味で使われます。
例:Don’t waste your breath — they’ve already made up their minds.(もう決めているんだから、言っても無駄だよ。)
- under one’s breath …「声をひそめて」「小声で」
※ 周囲にはっきり聞こえないように、小さな声で何かを言う様子を表します。
例:He muttered something under his breath and walked away.(彼は小声で何かつぶやいて、その場を立ち去った。)
- a breath of fresh air …「新鮮な空気」「新鮮で爽やかなもの・人」
※ 文字どおり「新鮮な空気」という意味のほか、新鮮さを感じさせる人や物事について「新風を吹き込むような存在」という意味でも使われます。
例:Let’s go outside for a breath of fresh air.(外に出て新鮮な空気を吸いましょう。)
例:Her new ideas are a breath of fresh air.(彼女の新しいアイデアは、とても新鮮です。)
- take one’s breath away …「息をのませる」「息をのむほど感動させる」
※ 美しい景色や素晴らしいパフォーマンスなどに圧倒されたときに使われる表現です。
例:The view from the top took my breath away.(頂上からの景色は、息をのむほど美しかった。)
例:That performance took my breath away.(そのパフォーマンスは息をのむほど素晴らしかった。)
「息をする」動詞 と 関連語
- breathe …「呼吸する」「息をする」
※ breath が名詞「息」であるのに対して、breathe は動詞「呼吸する」です。
例:We can’t breathe underwater.(私たちは水中では呼吸できません。)
- inhale …「息を吸う」
- exhale …「息を吐く」
例:Inhale slowly through your nose and exhale through your mouth.(鼻からゆっくり息を吸い、口から吐いてください。)
※ inhale / exhale は breathe in / breathe out よりやや硬めの表現で、医療・ヨガ・瞑想・呼吸法などでも使われます。
※ breathe in / breathe out は、「息を吸う/吐く」を表す日常的で分かりやすい表現です。
- breather …「ひと休み」「一息」
※ take a breather の形で、「ちょっと休憩する」「一息入れる」という意味で使われます。
例:Shall we take a breather?(一息つきましょうか?)
例:Let’s take a quick breather.(ちょっと休憩しよう。)
一口コラム 🌱
💡 breath と breathe の違い・発音のポイント
breath は名詞で「息」、breathe は動詞で「呼吸する」という意味です。
最後の e の有無だけでなく、発音も異なるので注意しましょう。
・breath → /breθ/
・breathe → /briːð/
breath の最後の「θ」は、舌を軽く歯と歯の間に出し、声を出さずに空気を出します。
一方、breathe の最後の「ð」も舌を軽く歯の間に出しますが、こちらは声を出して発音します。
スペルと発音をセットで覚えておくと、使い分けやすくなります。
まとめ
breath を使った表現には、実際の「呼吸」を表すものだけでなく、気持ちや状況を表すさまざまなフレーズがあります。
take a breath(ひと呼吸する)、catch one’s breath(息を整える)、hold one’s breath(息を止める/固唾をのむ)、under one’s breath(小声で)など、それぞれのイメージと一緒に覚えておくと使いやすくなります。
そして、美しい景色や心に残る瞬間に出会ったら、take one’s breath away もぜひ思い出してみてくださいね。
Now take a breath — and try using the phrases you learned today.
さあ一息ついて、今日学んだフレーズを使ってみましょう。


