本日は、「がっかりする」の表現について学んでいきましょう。
「disappoint」「discourage」「let down」「depress」などがありますね。
どんな違いがあるのか見ていきましょう。
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「disappoint」「discourage」「let down」の違いと使い方
disappoint
「失望させる」「がっかりさせる」
※主体の人が主語の場合は、受動態を作ることで、「がっかりする」となります。
※期待を持っていたが、期待通りにならず「がっかり」。
例:Our kids are disappointed that we can’t have a dog.(子供たちは、犬を飼えないことにがっかりしているよ。)
例:The children were disappointed because they could not go outside for days.(何日も外に行けず、子供たちはがっかりした。)
例:This heavy rain is disappointing.(この大雨にはがっかりだ。)
discourage
「失望させる」「がっかりさせる」
※主体の人が主語の場合は、受動態を作ることで、「がっかりする」となります。
※やる気を削ぐ出来事があり、「がっかり」。
※自信や希望が持てなくなるニュアンスです。
例:His words discouraged me.(彼の言葉に私はがっかりした。)
例:I was discouraged because I got a bad test score.(テストの点数が悪かったのでがっかりした。)
let down
let + 人 + down で、「(人)をがっかりさせる」
※期待が外れる場合に使われます。口語。カジュアルに使えます。
※ letdown で名詞になります。
※ let の過去形、過去分詞形は、let 。
例:I’ll do my best not to let you down.(がっかりさせないよう(期待を裏切らないよう)に最善を尽くします。)
※ disappoint でもOKです。
例:Don’t let me down.(がっかりさせないで。)
いろいろな「がっかり」
- depress … 「落胆させる」
※がっかりさせる、というよりも落ち込ませる、という意味合い
※主体を主語にして受動態にすると、「落ち込む」になります。
※名詞は depression 。
例:The children are depressed after being scolded by you.(あなたから叱られて、子どもたちが落ち込んでいるよ。)
※ depress は、シリアスな印象になるため、そこまでない場合は、sad を使った方が自然です。
例:The recent gloomy weather has been depressing.(最近の暗い天気で気が滅入ります。)
まとめ
disappoint は、期待通りにいかない時のがっかり感、discourage は、やる気がなくなる時のがっかり感、let down は、口語で使い、depress は落ち込んでしまったり、憂鬱になる場合に使います。
discourage に近い意味で、dishearten という単語もありますが、文章にまれに出てくる程度で、日常ではほぼ使われません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。