「argue」「discuss」「debate」など ☆“議論する” 表現の違いについて

違い


本日は、「議論する」の表現について学んでいきます。
  
「argue」「discuss」「debate」「dispute」「quarrel」「controversy」などを使った表現などがあります。
どんな場面で使うのか見ていきましょう。


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「argue」「discuss」「debate」の違いと使い方

argue

「議論する」「主張する」「言い争う」
  
主張して言い争うニュアンスです。
※ 自動詞でも他動詞でも使います。

  
例:I argued with my colleague about how to proceed with the project.(私はプロジェクトの進め方について同僚と議論した。)
  
  
例:I don’t want to argue with you.(あなたと議論するつもりはありません。)
 ※ 場面によって、I’m not going to argue with you. と似たような意味になります。
  
  

discuss

「議論する」「話し合う」
  
話し合って議論するニュアンス。
※ 後ろに直接目的語が来る他動詞ですので、about などは使いません。
※ 名詞は、discussion 。

  
例:We are gathered here today to discuss the issues we currently face.(私たちは本日、現在直面している問題について議論するためにここに集まりました。)
  

例:Let’s discuss new store policies.(新店舗の方針について議論しましょう。)
  
  

debate

「議論する」「討論する」
  
※ 問題を検討するために、特定の公の場で意見を出して論じ合うニュアンスです。
※ 自動詞でも他動詞でも名詞でもOK。

  
例:We debated today whether we need a sales tax.(私たちは今日、消費税が必要かどうかについて議論した。)
  
  
例:Students debated which was more important:time or money.(生徒たちは「時間とお金、どちらが大事か」について議論しました。  
  
  

いろいろな「議論する」

  • dispute … 「議論する」「異議を唱える」
      
    ※ 反論するニュアンスです。
    ※ 自動詞、他動詞、名詞として使用。

    例:I don’t dispute your decision.(あなたの決断に異論はありません。)
     ※法廷のような場所で使われる傾向があります。通常は、I don’t disagree with your decision.
     ※双方に意見の相違があり、disagree よりも論争が深刻なニュアンスがあります。
      
      
      
  • quarrel … 「口論する」
      
    ※ 議論するというよりも、口喧嘩。
    ※ 古い英語になってきており、文語的です。
    ※ 自動詞、名詞として使います。

    例:I quarreled with my brother over trivial things.(些細なことで兄と口論しました。) 
     ※通常、argue(argued)や fight(fought)を使う傾向にあります。
      
      
  • controversy … 「議論」「論争」 
      
    ※ 名詞として使います。
    ※ 形容詞は、controversial(論争を引き起こす、物議を醸す)。
      
     
    例:The city’s development projects have sparked controversy.(都市の開発事業が議論を巻き起こしています。)
       
      
      

まとめ

discuss が他動詞で、前置詞を使わず、直接目的語が来ることは試験でもよく問われる内容です。
  
類似語もイメージで考えれば、覚えていきやすいかもですね。
  
  
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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