今回は、「禁止する」を表す英語表現について学んでいきます。
英語では、「禁止する」と一言で言っても、法律で禁止するのか、規則で禁止するのか、人が許可しないのかによって使う単語が変わります。
代表的なものには、「ban」「prohibit」「forbid」「not allow」「restrict」などがあります。
それぞれ、どんな場面で使うのか見ていきましょう。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
「ban」「prohibit」「forbid」の違いと使い方
ban
「禁止する」
※ 「全面的に禁止する」という意味で、禁止令を出すイメージ。
※ 法律・学校・会社・スポーツなど幅広い場面で使われます。
※ 「○○は禁止です」という結果・決定に重点があります。
例:The school banned cell phones.(学校は携帯電話を禁止しました。)
例:Smoking is banned in this building.(この建物では喫煙は禁止されています。)
prohibit
「禁止する」
※ 法律・規則・ルールなどによって禁止するフォーマルな表現。
※ 安全教育、契約書、標識などでよく見られます。
※ 「ルールによって禁止されている」というニュアンスがあります。
例:The library prohibits people from eating inside.(図書館では館内での飲食が禁止されている。)
※ prohibit someone from ~ing の形もよく使われます。
例:Unauthorized entry is prohibited.(関係者以外立入禁止。)
forbid
「許さない」「~してはいけない」
※ 人や規則などが「~してはいけない」と命じる表現。
※ ban や prohibit より、人の意思が感じられます。
※ 日常会話でも比較的よく使われます。
例:Mom forbade me from eating ice cream before dinner.(母は夕食前のアイスを禁止した。)
※ Mom forbade me to eat ice cream before dinner. でも OK。
※ forbid → forbade → forbidden(不規則変化)
例:My cat forbids me from working.(うちの猫は私が仕事をすることを許してくれません。)
forbid A from doing
forbid A to do
※ どちらも文法的に正しく、現代英語では両方使われます。
いろいろな「禁止する」
- not allow … 「許可しない」
※ 最もシンプルで日常的な表現。
※ お店や施設の案内にもよく使われます。
例:Pets are not allowed.(ペットは禁止です。)
例:The museum doesn’t allow food or drinks.(その博物館では飲食は禁止されています。)
- restrict … 「制限する」
※ 完全な禁止ではなく、「一定の条件で制限する」という意味。
※ 「禁止」と「許可」の中間くらいのイメージです。
例:Access is restricted.(立ち入りは制限されています。)
例:The company restricted overtime.(会社は残業を制限しました。)
まとめ
「禁止する」と一言で言っても、
- 全面的に禁止する(ban)
- 法律や規則で禁止する(prohibit)
- 人や規則が許可しない(forbid)
- 単純に許可しない(not allow)
- 制限する(restrict)
というように、伝えたいニュアンスによって使い分けられます。
文法的な形にも違いがあります:
- ban → ban A from doing(ban A to do とは言わない)
- prohibit → prohibit A from doing(prohibit A to do とは言わない)
- forbid → forbid A to do / forbid A from doing の両方OK
それぞれ決まった構文ごと覚えてしまうのがおすすめです。
Some things are banned for a good reason.
禁止されていることには、それなりの理由があります。
📚 実際の英文で確認してみよう
単語の違いを覚えたら、実際の英文で使われ方を確認してみましょう。
TOEIC公式問題集には、ネイティブが実際によく使う表現が数多く収録されており、語彙のニュアンスを身につける練習にもおすすめです。

