beat の ☆意味と使い方

文法表現

beat と聞くと、「打つ」「叩く」という意味を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
  
beat は、「勝つ」「打ち勝つ」「鼓動する」など、日常会話でさまざまな意味に使われます。
また、beat around the bush や beat yourself up など、よく使われる表現もたくさんあります。
  
今回は、beat のさまざまな意味や使い方を、例文とともに見ていきましょう。 
  

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beat の意味と使い方 

「打つ」「叩く」

例:Takuro was beating the drums like crazy last night.(昨晩、タクローはめちゃくちゃドラム叩いてたよ。)
  
 ※ beat は、何かを繰り返し打ったり叩いたりする動作を表します。
 ※「ドラムを演奏する」という場合は、一般的に play the drums を使います。beat the drums は、ドラムを繰り返し叩く動作そのものに焦点を当てた表現です。
  
  

「鼓動する」「脈打つ」

例:My heart was beating fast when I saw my boyfriend.(彼氏に会ったとき、心臓がドキドキしていました。)
  
  

「打ち勝つ」「勝つ」

例:Our team beat their team in the finals.(私たちのチームは決勝戦で相手チームに勝ちました。)
  
 ※ beat + 相手 → 「相手に勝つ」
 ※ win + 試合・競争・賞など → 「試合・競争などに勝つ/賞などを勝ち取る」
  
  
例:We beat the competition and won first place in the contest!(コンテストでライバルに打ち勝ち、1位を勝ち取った!)
  
  
※「勝つ」を表す win・beat などの違いについては、こちらの記事でも紹介しています。
 →「勝つ」を表す英語表現
  
  

「〜に勝る」「~を上回る」

例:This phone beats the old one in speed and design.(このスマホは、速さとデザインの点で以前のものより優れています。)
  
例:We beat our goal for today.(今日の目標を上回りました。)
  
 ※ beat a goal / target のように、目標や基準を「上回る」という意味でも使われます。
 ※ beat expectations(期待・予想を上回る)のような表現もよく使われます。
  
  
例:Nothing beats a cold drink on a hot day.(暑い日には冷たい飲み物が最高!)

 ※ Nothing beats … は、直訳すると「…に勝るものはない」。そこから、「…が一番」「…は最高」といった意味で使われます。
  
  

「期限などに間に合う」

例:He beat the deadline by a few hours.(彼は締め切りより数時間早く終えました。)
  
beat the deadline は、締め切りに「間に合う」というだけでなく、締め切りより前に終える・提出するという意味で使われます。by a few hours を付けると、「数時間早く」という意味になります。
  
meet the deadline → 締め切りに間に合わせる
beat the deadline → 締め切りより前に終える・提出する
  
  

「へとへとに疲れた」

例:I’m totally beat after work.(仕事の後でヘトヘトだよ。)
  
 ※ beat は、口語で「とても疲れて」「へとへとで」という意味の形容詞としても使われます。
  
  
 ※「疲れた」を表す tired・exhausted・beat などの違いについては、こちらの記事でも紹介しています。
 →「疲れた」を表す英語表現
  
  
  

beat を使ったよくある表現・イディオム

  • beat around the bush …「遠回しに言う」「核心を避ける」
      
    例:Stop beating around the bush and tell me what happened.(遠回しに言わないで、何があったのか教えてよ。)
      
      
      
  • off the beaten path / track …「人があまり行かない/知られていない(場所や道)」
      
    例:We found a lovely cafe off the beaten path.(あまり知られていない素敵なカフェを見つけたよ。)
      
      
      
  • can’t beat (something) …「~に勝るものはない」→「~が最高だ」
      
    例:You can’t beat that price!(その価格は最高だ!(それ以上に安い(良い)ものはないよ。))
      
    例:You can’t beat a hot cup of coffee in the morning.(朝のあったかいコーヒーって最高だよね。)
      
      
      
  • beat someone to it …「先を越す」「出し抜く」
      
    例:I was going to grab the last donut, but John beat me to it.(最後のドーナツを取ろうとしたけど、ジョンに先を越された。)
      
      
      
  • beat oneself up …「自分を責める」
      
    例:Don’t beat yourself up over a small mistake.(ちょっとしたミスで自分を責めないで。)
      
      
      
  • Beats me. …「さっぱり分からない」「さあね」
      
    例:A:Why is he late?(どうして彼は遅れてるの?)
      B:Beats me.(さあね。)
      
      
    ※「それにはお手上げだ」→「さっぱり分からない」といったイメージのカジュアルな表現です。
    Beats me. の使い方はこちら
        
       
        

まとめ

beat → 打つ・叩く
heart beats → 心臓が鼓動する
beat someone / a team → 人・チームなどに勝つ
beat ~ in … → …の点で~に勝る
beat a goal / target → 目標・目標値を上回る
beat the deadline → 締め切りに間に合う
be beat → へとへとに疲れている
beat around the bush → 遠回しに言う
can’t beat ~ → ~に勝るものはない・~が最高
beat someone to it → 人に先を越される
beat yourself up → 自分を責める
Beats me. → さっぱり分からない・さあね
  
ちなみに、beat it には、「すぐにその場を立ち去る」「逃げる」といった意味もあります。マイケル・ジャクソンの楽曲 “Beat It” では、争わずにその場を立ち去る、といった意味合いで使われています。
  
  
Let’s beat the odds and keep smiling!
困難を乗り越えて、笑顔でいこう!
  

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