address の ☆意味と使い方

文法表現

address と聞くと、まず「住所」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
  
実は address は、「問題に取り組む」「人に話しかける」「聴衆に向けて話す」など、動詞としても幅広く使われます。
  
ビジネスやニュースなどでもよく見かける単語です。
本日は、名詞と動詞それぞれの意味や使い方を、例文とともに見ていきましょう。
  

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address の意味と使い方

address は、名詞としても、動詞(他動詞)としても使われます。
   

「住所」「アドレス」

  
例:Could you send the box to this address?(この住所宛にその箱を送っていただけますか?)
  
  
  

「〜宛てにする」

 
address A to B で、手紙・荷物などを「B宛てにする」という意味になります。 
  
例:This package is addressed to me.(この小包は私宛てです。)
  
  
  

「(問題など)に対処する」「対応する」

※ 問題・課題・懸念などを重要なものとして取り上げ、対応・改善に向けて取り組むニュアンスがあります。
※ ビジネスやニュース、フォーマルな場面でもよく使われます。
  
※ address・deal with・handle など「対応する」を表す英語の違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
  
  
例:It’s important that we address the climate crisis before it’s too late.(手遅れになる前に気候危機に対処することが重要です。)
  
  
例:We need to address this critical issue right away.(私たちはこの重大な問題にすぐに取り組む(対応する)必要があります。)
  
  
  

「(人をある名前・敬称で)呼ぶ」

 ※ address は、相手に対して丁寧にどう呼ぶかを意識した表現です。 
  
  
例:How should I address you?(どのようにお呼びすればよろしいですか?)
  
※ Mr.やMs.で呼ばれたいのか、ファーストネームやニックネームで呼ばれたいのかを確認する表現
  ( = What would you like me to call you? ) 
  
  
例:Please address me by my first name.(ファーストネームで呼んでください。)
  
  
  

「(人・聴衆などに)話しかける」

 ※ address someone =「人に話しかける・言葉を向ける」
  
  
例:The teacher addressed each student individually.(先生は生徒一人ひとりに話しかけました。)
  
  
  

「(懸念・問い合わせなどを)~に向ける/~に申し出る」

  
address A to B で、「A(発言・質問・懸念など)をB(相手)に向ける」という意味になります。
  
例:Please address your concerns to the manager.(懸念内容は課長にお伝えください。)
  
  
  

「(聴衆などに)演説する」「語りかける」/「演説、挨拶」

  
address + 人・聴衆 では動詞の「~に演説する・語りかける」、名詞の address には「演説・挨拶」という意味があります。
  
    
例:A company executive is addressing the audience confidently.(ある企業の役員が、自信をもって聴衆に向けて話しています。)
  
  
例:The President delivered a long address to the nation.(大統領は、国民に向けて長い演説を行った。)
  
  
  

address よく使う表現・フレーズ

  • address an issue / problem / question …「問題・課題・質問を取り上げる/対処する」
      
      
    例:Let’s address this issue first.(まずこの問題を取り上げましょう。)
      
      
      
  • address concerns …「懸念・不安に対応する」
      
    ※ ビジネス・説明・会議で超頻出。
      
      
    例:The company addressed customers’ concerns.(その会社は顧客の懸念に対応しました。)
      
      
      

一口コラム 🌱

💡 address は「住所」と「問題に対処する」で、なぜ同じ単語?
  
  
🍀 address のさまざまな意味は、「何かをある対象に向ける」というイメージで考えるとつながりが見えてきます。
  
それぞれの意味を、次のように関連づけて考えることができます。
  

  • 「住所」 → 手紙を特定の場所に向けて送るための情報
  • 「話しかける」 → 言葉を特定の人に向けること
  • 「対処する」 → 注意や労力を、問題に向けて取り組むこと
      

このように、address は「向ける」というイメージで考えると、対象が「場所」なら「住所」、「人」なら「話しかける」、「問題」なら「対処する」というように、それぞれの意味を関連づけて覚えやすくなります。
  
  
  

まとめ

address は、「住所」という身近な意味だけでなく、「~宛てにする」「人に話しかける」「問題に対処する」「聴衆に向けて話す」など、名詞・動詞の両方で幅広く使われます。
  
動詞の address にはフォーマルな場面で使われる用法も多く、ビジネスやニュースなどでもよく登場します。
  
一見すると違う意味に見えますが、「何かをある対象に向ける」というイメージで考えると、それぞれの使い方を関連づけて覚えやすくなります。
  
  
  

おまけ

address のアクセント
  
address は、名詞と動詞でアクセントの位置が異なることがあります。
  
名詞「住所」 → 前半にアクセントを置く発音が一般的
  
動詞「~に対処する・話しかける」 → 後半にアクセントを置く発音が一般的
  
※ 発音には地域差があり、特にイギリス英語では名詞でも後半にアクセントを置く発音が使われます。
  
  
Let’s address just one question today. That alone is progress.
今日は質問を一つだけ取り上げましょう。それだけでも前進です。
  

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