今回は、acknowledge の意味と使い方について学んでいきましょう。
acknowledge は、事実や状況を「認める」、人の努力や貢献を「認める」、メールや書類の受領を「知らせる」など、幅広い場面で使われる動詞です。
また、相手の存在や合図に反応したり、通信や指示などを「受信した・了解した」と示したりする場合にも使われます。
ビジネスメールやニュース、TOEICなどでもよく見かける単語です。
※本サイトにはアフィリエイト広告が含まれています。どうぞごゆっくりご覧ください。
acknowledge の意味と使い方
「認める」(事実・状況など)
※ 事実や状況などの存在・真実を認める場合に使われます。
※ 否定したり無視したりせず、「そうである」と認識して認めるニュアンスがあります。
※ ややフォーマルな表現で、問題・事実・責任などについてよく使われます。
→ “認める” 表現の違いについて
例:The company acknowledged the problem.(その会社は問題があることを認めました。)
例:He acknowledged that he hadn’t read the email carefully.(彼は、メールをきちんと読んでいなかったことを認めました。)
例:She acknowledged the need for further discussion.(彼女は、さらに話し合う必要があることを認めました。)
「(努力・功績・貢献などを)認める」
※ 人の努力・功績・貢献・支援などの価値や存在を認め、それを言葉や態度で示す場合に使われます。praise(称賛する)とは異なり、感情を込めて褒めるというより、事実として価値を認めるニュアンスです。
※ acknowledge 自体が「感謝する」という意味になるわけではありませんが、支援や貢献を認める文脈では、感謝の気持ちが含まれることもあります。
例:The leader acknowledged the employee’s contribution to the project.(そのリーダーは、その社員のプロジェクトへの貢献を認めました。)
例:The report acknowledged the company’s achievements.(その報告書では、会社の功績が認められていました。)
例:The manager acknowledged the team’s hard work.(マネージャーはチームの努力を認めました。)
※ gratefully や thankfully などを伴うと、感謝の気持ちがより明確になります。
例:We gratefully acknowledge the support of our partners.(私たちは、パートナーの皆様からのご支援に深く感謝いたします。)
※ → “感謝する” 表現の違いについて
「(連絡・書類などを)受領したことを知らせる」
※ メール・書類・申し込みなどを「受け取った」と相手に知らせる場合にも使われます。
※ ビジネスや公的な文書などで使われる、ややフォーマルな表現です。
例:Please acknowledge receipt of this email.(このメールを受け取ったことをご連絡ください。)
※ acknowledge receipt of ~ で「~を受領したことを知らせる」という意味になります。
例:We acknowledge receipt of your application.(ご応募を確かに受領いたしました。)
※ receive が「受け取る」という行為を表すのに対し、acknowledge receipt of ~ は「~を受領したことを相手に知らせる」という意味です。そのため、すでに受領したことでも、「今ここで受領したことを知らせる」という意味で acknowledge と現在形が使われます。
例:We acknowledge your request and will respond shortly.(ご依頼を承りました。追ってご連絡いたします。)
「(人・挨拶・合図などに)反応する・応じる」
※ 相手の存在に気づいていることを示したり、挨拶・質問・合図などに反応したりする場合にも使われます。
※ うなずく、手を振る、短く返事をするなど、言葉を使わない反応にも使えます。
例:She acknowledged my question with a nod and kept typing.(彼女は私の質問にうなずいて応じ、そのままタイピングを続けました。)
例:He smiled to acknowledge my greeting.(彼は私の挨拶に応えるように微笑みました。)
一口コラム 🌱
💡 Acknowledge? と Acknowledged.
🍀 acknowledge は、通信や指示などを「受信・了解したことを示す」という意味でも使われます。
無線通信などでは、Acknowledge. や Acknowledge? のような形で、相手に「受信したことを知らせよ」「了解したか?」と応答を求めることがあります。
返答の Acknowledged. は、文脈によって「了解しました」「承知しました」「受信しました」などの意味になります。
日常会話で何にでも Acknowledged. と返すというより、通信・業務上のやり取りなどで見かけることのある、やや硬い表現です。
🍀 acknowledge の発音
米:/əkˈnɑːlɪdʒ/
英:/əkˈnɒlɪdʒ/
最初の a は /ə/ と弱く発音し、アクセントは第2音節にあります。
また、acknowledge の k は発音します。
know では最初の k を発音しないため、混同しないように注意しましょう。
acknowledge とよく使われる表現
- acknowledge a problem / fact … 問題・事実を認める
例:The report acknowledged several risks.(その報告書では、いくつかのリスクが認められていました。)
- acknowledge responsibility … 責任を認める
例:He refused to acknowledge responsibility.(彼は責任を認めようとしませんでした。)
- acknowledge someone’s efforts / contribution … 人の努力・貢献を認める
例:The company acknowledged her contribution.(会社は彼女の貢献を認めました。)
- acknowledge receipt of ~ … ~を受領したことを知らせる
例:We acknowledge receipt of your application.(ご応募を確かに受領いたしました。)
- acknowledge ~ with a nod / smile … うなずき・微笑みなどで~に応じる
例:She acknowledged him with a nod.(彼女は彼にうなずいて応じました。)
まとめ
acknowledge は、何かの存在や事実を認識し、それを「認める・認めていることを示す」というイメージを持つ動詞です。
事実や問題を「認める」だけでなく、人の努力や貢献を認めたり、メールや書類を受け取ったことを知らせたり、相手の挨拶や合図に反応したりする場合にも使われます。
日本語では、文脈によって「認める」「受領したことを知らせる」「応じる」「了解する」など、さまざまな訳し方になります。
「認識したことを何らかの形で示す」という共通したイメージをつかんでおくと、それぞれの使い方を理解しやすくなります。
Acknowledge how far you’ve come, and keep moving forward.
ここまで歩んできた自分をきちんと認めて、これからも前へ進んでいきましょう。


