「disappoint」「discourage」「let down」など ☆“がっかり” 表現の違いについて

類義表現

本日は、「がっかりする」の英語表現について学びましょう。
  
「disappoint」「discourage」「let down」「dismay」「dishearten」「depress」などがあります。
どれも「がっかり」に近い気持ちを表すことがありますが、場面や気持ちの種類・強さによって使い分けが必要です。
それぞれの違いを一緒に見ていきましょう。
  

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「disappoint」「discourage」「let down」の違いと使い方

disappoint

「失望させる」「がっかりさせる」
  
期待していた結果にならなかったり、期待を裏切られたりして「がっかりする」場合に使います。
  
※ 他動詞なので、「がっかりする」は受動態で表します。
  
  
  
例:Our kids are disappointed that we can’t have a dog.(子どもたちは、犬を飼えないことにがっかりしているよ。)
  
  
例:The children were disappointed because they couldn’t go outside for days.(何日も外に行けず、子どもたちはがっかりした。)
  
  
例:This heavy rain is disappointing.(この大雨にはがっかりだ。)
  
  
  
disappointing と disappointed、どっちを使う?
-ing形と-ed形の違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
感情を表す『-ing形』『-ed形』☆違いとポイント
  
  
  

discourage

「落胆させる」「やる気をなくさせる」「くじけさせる」
  
やる気や自信をなくしてしまうニュアンスがあります。
  
  
※ 他動詞なので、「落胆する」「やる気をなくす」という場合は、be discouraged のように受動態で表します。

  
  
例:His words discouraged me.(彼の言葉で私はやる気をなくした/落ち込んだ。)
  
  
例:I felt discouraged because I got a bad test score.(テストの点数が悪くて落ち込んだ/自信をなくした。)
 
 ※ disappointed だと、点数を見て「がっかり」。
 ※ discouraged の場合は、点数が悪くて「自信・やる気までなくなった」
  
  
  
◎ よく使う形
  
discourage + 人 + from doing「(人)が~するのを思いとどまらせる」
  
  
例:Don’t let that discourage you from trying again.(それにめげずに、もう一度挑戦して。)
  
  
例:His parents discouraged him from quitting his job.(両親は、彼が仕事を辞めるのを思いとどまらせた。)
  
  
  
※ 反対に、encourage は「励ます」「勇気づける」「何かをするよう背中を押す」という意味です。
 encourage・inspire・motivate の違いについては、こちらの記事で紹介しています。
 →「encourage・inspire・motivate など ☆“やる気にさせる” 英語の違いと使い分けを例文付きで紹介」
    
  
  

let down

let + 人 + down で、「(人)をがっかりさせる」
  
期待を裏切る場面で使われます。
※ 口語でよく使われるカジュアルな表現です。
  
※ let の過去形・過去分詞形は同じ let–let–let 。
  
  
  
例:I’ll do my best not to let you down.(がっかりさせないよう(期待を裏切らないよう)に最善を尽くします。)
  
 ※ disappoint でもOKです。よりフォーマルな場面にも使えます。
  
  
例:Don’t let me down.(がっかりさせないで。)
  
  
※「let down」は、人に対して使うことが多いです。
 例:The weather let me down.(やや不自然)→ The weather was disappointing. が自然。
    
  
  

いろいろな「がっかり」

dismay

(驚きやショックを伴って)「がっかりさせる」「落胆させる」
  
※ 予想外の悪い出来事や知らせなどによって、強く落胆する場合に使います。
※ disappoint より強めで、ややフォーマルな表現です。
  
※ 他動詞なので、「落胆する」は be dismayed のように受動態で表します。
  
  
例:I was dismayed by the news. (その知らせを聞いて、私は落胆した。)
  
  
  

dishearten

「がっかりさせる」「意気消沈させる」
  
※ discourage と似ていますが、dishearten は、悪い結果などによって気持ちが沈み、意気消沈するニュアンスがあります。
※ discourage は、やる気や自信をなくしたり、何かをする気をそがれたりすることに重点があります。
  
※ 他動詞なので、「落胆する」は受動態で表します。
  
  
例:She was disheartened by the results.(彼女はその結果に落胆した。)
  
  
  

depress

「気を滅入らせる」「憂うつな気持ちにさせる」(やや重い表現)
  
※「がっかりさせる」というよりも「落ち込ませる」という意味合いです。
  
※ 他動詞なので、「落ち込む」は受動態になります。
※ 名詞は depression ですが、文脈によっては「うつ病」を意味するため、使い方には注意が必要です。
  
  
例:The recent gloomy weather has been depressing.(最近の暗い天気で気が滅入ります。)
 
   
  

一口コラム 🌱

depress の使い方に注意!
  
depressed はやや重い表現で、文脈によっては「うつ状態」を表すこともあります。
  
  
例えば、「子どもたちは叱られて落ち込んでいるようだ」と言いたい場合は、

  • The children seem upset after being scolded.
  • The children look sad after being scolded.

のように表す方が自然です。
  
  
※ 日常的な軽い落ち込みであれば、sad(悲しい)や upset(気持ちが沈む・動揺する)がおすすめです。
  
※ ちなみに blue も「気分が沈んでいる」「憂うつな」という意味で使われるカジュアルな表現です。
feel blue の形で、悲しい・何となく気分が晴れないといった気持ちを表します。日常的な軽い落ち込みなどに使われます。
  
例:I’m feeling a little blue today.(なんとなく今日は気分が沈んでる。)
  
  
  

まとめ

・disappoint は、期待が外れてがっかり
・discourage は、やる気・自信をなくして落ち込む
・let down は、人の期待を裏切ってがっかりさせる(口語)
・dismay は、驚きやショックを伴って落胆する
・dishearten は、気持ちが沈んで意気消沈する
・depress は、気が滅入るほど深く落ち込む
  
がっかりした理由や、そのときの気持ちの種類・強さによって、使う単語が変わります。
  
  
Don’t let disappointment discourage you.
がっかりしても、くじけないで。
  
  
  
  
🎧 英語の「気持ち」を、実際の会話でも聞き取れるようになりたい方へ
  
「がっかりした」「落ち込んだ」「くじけそう」など、気持ちを表す英語は、実際の会話の中ではさまざまな形で登場します。
単語の意味を覚えるだけでなく、自然な英語のスピードや音にも慣れておくと、会話の中で表現をつかみやすくなります。
  
This is 英会話では、実際の会話に近い英語を聞きながらリスニング練習ができます。

  

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