miss の ☆意味と使い方

文法表現

今回は、動詞「miss」を学習します。
  
「miss」はとても使用頻度が高い動詞ですが、意味が非常に多く、混乱しやすい という特徴があります。
  
まず、日本語の「ミスをする」との違いに注意しましょう。
 × 仕事でミスをした → miss ではない
 ⭕ 誤り・失敗 → make a mistake
  
ただし、シュートを外す/狙いを外す場合は miss を使います。
  
では、「miss」の代表的な意味と使い方を見ていきましょう。
  

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「miss」よく使う表現

「〜がいなくて寂しく思う」「〜が恋しい」「〜がいなくて困る」

※ 人や場所などを「恋しく思う」「いなくて寂しく思う」ときによく使われます。
  
  
例:I’ll miss you.(あなたがいなくなると寂しくなります。)
  
  
例:Do you miss your home country?(故郷の国が恋しいですか?)
  
  
例:You’ll be missed.
 ※ 主語を明示しない受動態で、ややフォーマルな響きがあります。
 ※ 別れの場面や、しばらく戻らない・永続的な不在を伴う状況で使われます。
  (例:退職や転勤、長期不在になる人への言葉、また亡くなった人への追悼)
 ※ 文脈によって
  「寂しくなります」「惜しまれます」「いなくなると困ります」といった気持ちを含んでいます。
  
  
  

「〜に当たらない」「〜を外す」「〜とすれ違う(入れ違いになる)」

※ 狙ったものに届かないイメージです。
  
  
例:The arrow missed the target.(矢は的を外れた。)
  
  
例:She missed a three-point shot.(彼女はスリーポイントシュートを外した。)
  
  
例:I missed you at the airport.(空港ですれ違って会えなかった。)
  
  
  

「(機会などを)逃す」「見逃す」

※ チャンス・機会に対して使われます。
  
  
例:Don’t miss the chance!(このチャンスをお見逃しなく!)
  
 ※ miss + 名詞(chance / opportunity など)→ これから来る、または今まさにあるチャンスに対する呼びかけ。
広告・案内・応援の場面でよく使われます。
  
   
例:I missed out on the chance to see her.(彼女に会う機会を逃してしまった。)
  
 ※ miss out on + 名詞:「〜する機会を逃す」「〜を経験し損なう」。本来得られたはずの経験・機会・楽しみなどを逃すニュアンスがあります。
 ※ miss out(単独):内容を言わず「損する・取り残される」感覚。
  例:Join us, or you’ll miss out!(一緒に来ないと、楽しいことを逃しちゃうよ。)
  
  
例:I waited too long and missed the boat.(ぐずぐずしていて、チャンスを逃してしまった。)
  
 ※ miss the boat は直訳すると「船に乗り遅れる」。そこから、「好機を逃す」「時機を逸する」という意味で使われます。
   
  
   

「乗り遅れる」「間に合わない」

※ 時間・期限・交通機関に関係する表現です。
  
  
例:Hurry up, or we’ll miss the last train.(急いで!最終電車に乗り遅れるよ。)
  
  
例:I almost missed the deadline.(危うく締め切りに間に合わないところだった。)
  
  
  

「聞き逃す」「見損なう」「気付かない」「〜し損なう」

※ 何かを逃してしまう感覚です。
  
  
例:Sorry, I missed what you said.(すみません、今言ったことを聞き逃しました。)
  
  
例:I fell asleep and missed the ending of the movie.(寝てしまって映画のラストを見損ねた。)
  
  
例:You can’t miss it.(見落とすはずがないですよ。/すぐ分かります。)
 ※ 道案内でよく使われます。
  
  
例:I think you’re missing the point.(大事なところを分かっていないと思います。)
  
 ※ miss the point:「要点を理解し損なう」「肝心なところを分かっていない」。
 point は「要点・核心」を表し、話は聞いていても、その中心となる意味をつかめていないイメージです。
  
  
例:Everyone seems excited. What am I missing?(みんな楽しそうだけど、私、何か分かってない?)
  
 ※ What am I missing? は、状況がよく分からないときなどに、「何か私が知らないことある?」「何を見落としてる?」という意味で使われます。
  
  
例:How was the meeting? — Boring. You didn’t miss much.
(会議どうだった? — 退屈だったよ。出なくても大したことなかったよ。)
  
 ※ You didn’t miss much. は直訳すると「あなたは大して何も逃していない」。そこから、「来なくても大したことなかったよ」「見なくても特に損してないよ」といった意味で使われます。
  
  
  

「欠席する」「欠場する」「休む」

※ 会議・授業・学校・イベントなどに「出席しない」「休む」という意味でも使われます。
  
  
例:I missed today’s meeting.(今日の会議に出席できませんでした。)
  
  
例:I missed two weeks of school.(学校を2週間休みました。)
   
  
  

形容詞 missing の使い方

※「欠けている」「足りない」「行方不明の」「紛失した」
  
  
例:This room looks nice, but I feel like something is missing.(この部屋素敵だけど、何か足りない気がする。)
  
  
例:My dog has been missing for two weeks.(犬が2週間行方不明です。)
    
  
  

名詞・呼びかけの Miss

※ Miss は女性への敬称として名前の前に付けるほか、女性に呼びかけるときに使われることがあります。
  
例:Excuse me, miss. Is this yours? (すみません、これはあなたのですか?)
  
 ※ 見知らぬ女性への呼びかけとして使われることがありますが、相手や状況によっては不自然に感じられることもあります。単に Excuse me. と声をかけるほうが無難な場合もあります。
    
  
  

まとめ

miss には多くの意味がありますが、「本来届くはずだったものに届かない」というイメージを持つと分かりやすくなります。
  
「狙いを外す」「機会を逃す」「乗り遅れる」「見逃す」「欠席する」なども、「届かない・逃す・〜し損なう」という感覚でつながっています。
  
また、I miss you. のように、人や場所などを「恋しく思う」という意味でもよく使われます。
  
重要な動詞を一つ覚えると、英語表現の幅が一気に広がります。
  
  
Don’t miss the little joys along the way.
日々の小さな楽しみを、どうぞ見逃さずに。
  

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