「安い」を英語で表すとき、まず思い浮かぶのは cheap ではないでしょうか。
しかし、英語では「値段が安い」「価格が低い」「手頃な」「無理なく買える」など、安さの捉え方によって使う表現が異なります。
本日は、「cheap」「inexpensive」「low」「reasonable」「affordable」「budget」などの違いと使い方を、例文とともに見ていきましょう。
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「cheap」「inexpensive」「low」の違いと使い方
cheap
「安い」
※ 値段が「安い」ことを表す、最も一般的な表現です。
※ 文脈によっては「安っぽい」「質が低い」というネガティブな意味になることもあります。
例:The vegetables in this store are always fresh and very cheap.(この店の野菜はいつも新鮮でとても安いです。)
例:The bag looked cheap and fell apart after a week.(そのバッグは安っぽく見えて、1週間で壊れてしまいました。)
例:Don’t be so cheap — just buy the good one.(そんなにケチケチしないで、良い方を買いなよ。)
※ 人について使うと「ケチな」という意味になることもあります。
inexpensive
「安い」
※「高価ではない」「それほど値段が高くない」という意味です。
※ cheap のように「安っぽい」「質が低い」というニュアンスを持ちにくく、中立的に値段の安さを表せます。
例:This ring was inexpensive, but it looks great.(この指輪は安かったけど、とても素敵に見えます。)
例:These headphones are inexpensive but surprisingly good.(このヘッドホンは安いですが、意外と良いです。)
low
「安い」
※ 値段・費用・賃金・家賃などの「水準が低い」ことを表します。
※ low price(低価格)、low cost(低コスト)、low rent(安い家賃)、low wages(低賃金)などの形で使われます。
例:I’m looking for an apartment with low rent.(家賃の安いアパートを探しています。)
※ apartment → flat を使う地域もあります。
例:The pay is low, but the work is worthwhile.(お給料は安いけれども、働きがいがあります。)
※ pay = salary, wage
「手頃な」を表す英語
reasonable
「手頃な」「妥当な」
※ 値段が高すぎず、「妥当な」「適正な」ことを表します。
※ 必ずしも「とても安い」という意味ではなく、商品やサービスに見合った値段というニュアンスです。
例:The hotel offers rooms at reasonable prices.(そのホテルは手頃な価格で客室を提供しています。)
affordable
「手頃な」「無理なく買える」
※ 値段が、無理なく払える範囲にあることを表します。
※ 単に「安い」というより、買う人にとって「手が届く価格」というニュアンスです。
例:This clothing brand is affordable and popular.(この服飾ブランドは手頃な価格で人気があります。)
budget
「低価格の」「予算を抑えた」
※ 名詞の前に置いて、価格を抑えた商品・サービスなどを表します。
※ budget hotel(低価格のホテル)、budget airline(格安航空会社)、budget option(低価格の選択肢)などの形で使われます。
例:We stayed at a budget hotel near the station.(私たちは駅の近くの低価格のホテルに泊まりました。)
一口コラム 🌱
💡 a small price to pay とは?
small は通常「安い」という意味では使いませんが、a small price to pay は「得られるものを考えれば小さな代償だ」「それくらいなら安いものだ」という意味で使われます。
Taxis are expensive, but it’s a small price to pay to save time and energy.(タクシーは高いですが、時間と体力を節約できるなら安いものです。)
まとめ
cheap → 一般的な「安い」/文脈によっては「安っぽい」「ケチな」
inexpensive → 高価ではない・中立的な「安い」
low → 値段・費用などの水準が低い
reasonable → 値段が妥当・適正である
affordable → 無理なく払える・手が届く価格である
budget → 価格を抑えた・低価格の
同じ「安い」「手頃な」でも、単純に値段が安いのか、価格の水準が低いのか、その値段が妥当なのか、無理なく支払えるのかによって自然な表現が異なります。
また、cheap は人について使うと「ケチな」、物について使うと文脈によって「安っぽい」という意味になることがあるため、使い方にも注意しましょう。
Good value doesn’t always mean the lowest price.
良い買い物とは、必ずしも一番安いものを選ぶことではありません。


