ミスを認めるとき、相手の実力を評価するとき、現実を受け入れるときや、公式に承認するとき……
日本語ではどれも「認める」で済みますが、英語では、状況やニュアンスによって使う動詞が変わります。
今回は、英語の “認める” 表現の違いについて見ていきましょう。
「admit」「recognize」「acknowledge」「accept」「concede」「approve」「confess」などを使った表現があります。
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「admit」「recognize」「acknowledge」の違いと使い方
admit
「(事実・ミス・過ちなどを)認める」
※ 自分に不利な事実や、ミス・過ちなどを認めるときによく使われます。
※ しぶしぶ認める場合にも、正直に認める場合にも使えます。
例:She admitted her mistake and apologized.(彼女は自分のミスを認め、謝りました。)
例:He admitted that he was wrong.(彼は、自分が間違っていたと認めた。)
recognize
「(事実・能力・価値などを)認識して認める」
※ 事実・能力・価値などに気づき、それを認めることを表します。
※ 人の能力や努力、問題の重要性などを認める場合にもよく使われます。
例:The company recognized her contribution to the project.(会社は、彼女のプロジェクトへの貢献を認めました。)
例:She is recognized as a talented leader.(彼女は有能なリーダーとして認められています。)
acknowledge
「(事実・存在・責任・貢献などを)認める」
※ 事実や存在、責任、貢献などを、無視したり否定したりせず、きちんと認めることを表します。
※ ビジネスや公式な場面でもよく使われる表現です。
例:He acknowledged his responsibility.(彼は、自分の責任を認めた。)
例:The teacher acknowledged the students’ hard work.(先生は、生徒たちの努力を認めました。)
※ acknowledge には、「認める」以外にも、受領したことを知らせたり、「了解した」と応答したりする使い方があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。 → acknowledge の意味と使い方
一口コラム 🌱
💡 「お互いを認め合う」は英語で?
🍀 日本語では「お互いを認め合う」と一言で表せますが、英語では相手の何を、どのような意味で認めるのかによって表現が変わります。
例:They respect each other.(彼らはお互いを尊重しています。)
→ 相手そのものや考え方などを尊重し、「認め合う」という意味合いを表す場合。
例:They recognize each other’s abilities.(彼らはお互いの能力を認め合っています。)
→ お互いの能力・実力を認めている場合。
例:They acknowledge each other’s contributions.(彼らはお互いの貢献を認め合っています。)
→ お互いの貢献をきちんと認め、それを示している場合。
いろいろな「認める」
accept
「(現実・結果・状況を)受け入れて認める」
※ 現実や結果などに抵抗せず、それを受け入れるニュアンスがあります。
例:Okay, I accept that you were right — it hurts to admit it.(分かったよ、君が正しかったことは認める。ちょっと悔しいけどね。)
concede
「(不本意ながら)認める」
※ 議論・勝敗・対立などで、不本意ながら相手の主張が正しいことや、自分の敗北などを認めるときに使います。
例:He finally conceded defeat.(彼は、ついに敗北を認めた。)
例:Alright, I concede — your plan makes more sense than mine.(分かったよ、認める。君のプランのほうが理にかなってる。)
approve
「承認する」「許可する」
※ 計画・提案・申請などに対して、権限を持つ人や組織が正式に承認・許可するときに使います。
例:It took some convincing, but the proposal was approved.(説得には少し時間がかかりましたが、提案は承認されました。)
confess
「(罪・秘密を)認める・正直に打ち明ける」
※ 罪・悪事・秘密などを認めたり、正直に打ち明けたりするときに使います。
※ admit より「告白する」というニュアンスが強い表現です。
例:He confessed to the crime.(彼はその犯罪を自白しました。)
※ confess to + crime / murder / theft / ~ing の形がよく使われます。
例:I must confess, I didn’t see that coming.(正直言って、そうなるとは思ってなかった。)
まとめ
admit:ミス・過ち・不利な事実などを認める。
recognize:事実・能力・価値などに気づき、認める。
acknowledge:事実・存在・責任・貢献などを認める。
accept:現実・結果・状況などを受け入れる。
concede:議論や勝敗などで、不本意ながら認める。
approve:計画・提案・申請などを正式に承認する。
confess:罪・悪事・秘密などを認め、打ち明ける。
Maybe it’s time to acknowledge how far you’ve come.
ここまで来た自分を認めてあげてもいい頃かもしれません。


