今回は、日本語のとても便利な言葉「合う」を、英語ではどう使い分けるのかを学習しましょう。
「サイズが合う」「服が似合う」「性格が合う」「好みに合う」「条件に合う」などいろんな「合う」がありますが、英語では「何が・どう合うのか」によって動詞が変わります。
また、ピッタリと合うことを何というのでしょうか?
「fit」「suit」「match」「go with」「get along」「work」「meet」など、よく使われる表現をニュアンス別に整理して見ていきましょう。
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「fit」「suit」「match」 の違いと使い方
fit
「(サイズ・形・条件・状況などに)合う」「収まる」
※ サイズや形が物理的に合う場合によく使われます。
※ また、予定・計画・条件などに「うまく収まる/適合する」という意味でも使われます。
※ よく一緒に使われる語
・clothes / shoes / size
・schedule / budget
例:This jacket fits me perfectly.(このジャケット、サイズがぴったり合う。)
※ fit + 人 で「その人の体にサイズが合う」と表せます。また、This jacket fits perfectly. のように、誰に合うかが文脈から明らかな場合は、人を示さずに「サイズがぴったりだ」と表すこともできます。
例:The meeting doesn’t fit into my schedule.(その会議は私の予定にはうまく入らない。)
suit
「(人・目的・好みに)合う」「似合う」
※ fit よりも主観的・感覚的。
※ 人の事情・性格・好みを基準に「ちょうどいい」と感じるとき。
※ 外見だけでなく、仕事・条件・日程など幅広く使われます。
※ よく使われる対象
・外見:服・色・髪型
・内容:仕事・役割・性格
・条件:日程・都合・要求(ややフォーマル)
例:That color really suits you.(その色、すごく似合ってる。)
例:This job suits her well.(この仕事は、彼女に合っている。)
※ This job suits my personality.(この仕事は私の性格に合っています。)のような言い方もできます。
例:What day of the week would suit you best?(何曜日が一番ご都合よろしいですか?)
※ 会話では What day works best for you? のほうが、より自然でよく使われます。
◆ suit you:相手の都合・希望などに合う(やや丁寧、特にイギリス英語でよく使われる)
◆ work for you:その日時・案などで都合がつく(会話で非常によく使われる)
※ suit は「サイズが合う」という意味ではなく、人の感覚・体型・雰囲気に合う、似合うことを表します。
(○)This dress suits you.(このドレス、あなたに似合う)
(○)This style suits my body type.(このスタイルは私の体型に合う)
( )This dress suits me.
→「このドレスは私に似合う」なら○
→「このドレスは私にサイズが合う」という意味では使わない。その場合は This dress fits me.
match
「(組み合わせとして)合う」「一致する」
※ 色・デザイン・考え・レベルなど。
※「A と B が合う」というペア感が強い単語です。
※ よく一緒に使われるもの
・色・服・デザイン・インテリア
・説明・情報・事実・データ
・2つのものの組み合わせ( A と B )
例:These shoes match your bag.(この靴、バッグと合ってる。)
※ 会話では These shoes go with your bag. のように go with を使うこともよくあります。
◆ match:色・柄・スタイルなどが調和する/対応する
◆ go with:一緒にすると相性がいい
例:The curtains don’t match the wall color.(そのカーテンは、壁の色に合いません。)
例:His explanation didn’t match the facts.(彼の説明は、事実と一致しなかった。)
いろいろな「合う」
go with
「(一緒にすると)合う」
※ match より口語的・カジュアル
※ ファッション・食べ物で超頻出です。
例:This tie goes with your suit.(このネクタイ、スーツに合うよ。)
例:What drink goes with this dish?(この料理には何が合う?)
get along(with ~)
「(人と)うまくやる」「相性がいい」
※ 人間関係の「合う、合わない」
※ 人間関係が良好で「うまくやっている」「仲良く付き合っている」ことを表します。
例:I get along well with my coworkers.(同僚とうまくやっています。)
例:They don’t really get along.(彼らはあまり相性が良くない。あまり合わない。)
work
「(案・方法・日時などが)都合よくいく」「うまく機能する」
※ work for ~ は、案・方法・時間・選択肢などが「その人にとって都合がいい/うまく機能する」という意味で、会話で非常によく使われます。
例:Friday works for me.(金曜日なら都合がいいです。)
例:This arrangement works well for everyone.(このやり方なら、みんなにとってうまくいきます。)
meet
「(条件・基準・要求を)満たす」「合致する」
※ 客観的・フォーマル
※ 人の好みではなく、条件・基準に合っているかどうか。
例:This product meets our needs.(この製品は、私たちのニーズに合っています。)
※ 日本語では「ニーズに合う」と訳せますが、meet の基本イメージは「要求・条件・基準を満たす」です。
例:He doesn’t meet the requirements.(彼は、その条件を満たしていません。)
一口コラム 🌱
💡「ぴったり合う」はどう言う?
日本語の「ぴったり合う」は、何が合うのかによって英語表現が少し変わります。
- fit perfectly
サイズ・形などが「ぴったり合う」
例:These shoes fit perfectly.(この靴、サイズがぴったりです。)
- be perfect for ~
人・目的・状況などに「ぴったりである」
例:This bag is perfect for traveling.(このバッグは旅行にぴったりです。)
- be a perfect fit
人・物・仕事・役割などに「まさにぴったり合う」
例:She is a perfect fit for the job.(彼女はその仕事にぴったりの人です。)
◎ fit perfectly はサイズや形、perfect for は用途や状況、a perfect fit は「相性・適合性がとても高い」というときに使うと分かりやすいでしょう。
まとめ
英語では「何が・どの基準で合うのか」によって使う動詞が変わります。
・fit:サイズ・形が合う/予定・条件などにうまく収まる
・suit:人の好み・事情・雰囲気などに合う、似合う
・match:色・デザイン・内容など、2つのものが合う・一致する
・go with:一緒にすると相性がいい(口語的)
・get along:人とうまく付き合う
・work (for):案・方法・日時などが、その人にとって都合よく機能する
・meet:条件・要求・基準などを満たす
英語の「合う」は、サイズ・人・組み合わせ・関係・感覚・基準など、視点を切り替えて表現するのがポイントです
Find what works for you.
自分に合うものを見つけよう。
🎧 自然な英語の使い分けを、会話の中でも身につけたい方へ
単語の意味を覚えるだけでなく、実際の会話で「どんな場面で、どの表現が使われるのか」を聞いて慣れておくと、自然な使い分けが身につきやすくなります。
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おまけ
「どう?似合う?」と聞きたいとき
- How does it look?(どう?どんな感じ?)
※一番万能
- Does it look okay on me?(私に合ってるかな?)
- Do you think this suits me?(これ、私に似合うと思う?)
※少し丁寧
- How do I look?(どう見える?)
※服・髪型を見せたあと
「それ、似合うよ!」と伝えるとき
- It suits you.(似合ってるよ。)
※シンプル・自然
- That really suits you.(それ、すごく似合う。)
- It looks good on you.(よく似合ってるよ。)
※超頻出
- That looks great on you.(とても似合ってる!)
※ほめ強め
もう一歩ほめたいとき(やさしめ)
- It really works for you.(あなたにすごく合ってる。)
- That’s perfect for you.(あなたにぴったりだね。)


