まだ私が学生だった頃、日本に来たばかりのネイティブのお友達が日本語の携帯電話の説明書を片手に “Could you help me out?” と言ってきたことがあります。
その時に “ん?なぜ、Could you help me?に out を付けたの?”と感じたことがありました。
きっとこのようなことを感じる英語学習者の方は多いでしょう。
そこで今回は、「help」「help out」の違いと使い方のポイントを見ていきます。
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help と help out の違いについて
help
「help」も「help out」も意味的にはほぼ同じで、「助ける」「手伝う」という訳になるのですが、「help」は、人に助力を与え、楽にしてあげる、という意味のニュアンスがあります。
例:I helped my mother wash the dishes.(私は、母の皿洗いを手伝いました。)
help out
一方、「help out」には、手伝うことで相手が困っている状況を切り抜けられるようにする、というニュアンスがあります。
「困っている状況から助け出す」ようなイメージで考えると、ニュアンスをつかみやすいでしょう。
例:The report is due tomorrow—can you help me out?(レポートの提出期限は明日なので、手伝ってくれますか?)
help と help out の違いのポイント
- 「help out」は、相手が困っていたり、助けを必要としていたりする状況で使われることが多く、単なる help よりも「一肌脱ぐ」「助け舟を出す」といったニュアンスを感じさせることがあります。
助けてもらった側からすると、「おかげで助かった」という感覚が含まれることもあります。
例:He helped me out, so I was able to meet the deadline.(彼が手伝ってくれたので、締め切りに間に合わせることができました。)
- 「help out」は、とても口語的でカジュアルな表現です。
- 「help out」は、「援助する」や、団体活動などで一時的に手を貸す意味でも使われます。
例:Can you help out at the school festival this weekend?(今週末の学園祭で手伝ってもらえますか?)
- 「help out」の後に具体的な作業を続ける場合は、help someone out with + 名詞 の形がよく使われます。
例:Can you help me (to) do my homework? (○)
Can you help me out (to) do my homework?
※ この形は一般的ではありません。
↓
※outを使いたい場合は、with を使います。
Can you help me out with my homework?(○)
例:She helped me out with the presentation.(彼女はプレゼンの準備を手伝ってくれました。)
まとめ
「help out」は、主に話し言葉で用いられ、話している人の困っている感情やその状況の切迫さを少し強めて伝える意味合いがあります。
依頼の文で使われると、依頼された方は、ちょっと時間はかかりそうだけど、、「困ってるんだな、助けてあげなきゃ。」って気持ちになりますよね。
「help」も「help out」も意味的にはほぼ同じで、混同することもよくあるため、状況に応じて使いこなしていければいいかと思います。
💡「help」には、「助ける」以外にも知っておきたい意味や使い方があります。
基本からしっかり学びたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。→ help の ☆意味と使い方
🎥 映画や海外ドラマでは、help や help out が日常会話の中でよく登場します。
最近見た面白い映画は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』です。
楽しみながら英語に触れたい方は、ぜひ一度見てみてください。

おまけ
冒頭でお伝えした “Could you help me out?” と言ってきたネイティブのお友達は、すぐに日本で携帯電話を使うことができるようになり(問題解決!)、 “Thank you for helping me out!” って言ってました。手伝ってくれて、助けてくれてありがとう!です。手伝うのに時間は少しかかりましたが、ホッとしました^^
Help when you can. Help out when it really matters.
できるときに助けよう。本当に大事なときには、助け切ろう。

