「inform」「notify」「tell」など ☆“知らせる” 表現の違いについて

類義表現

多くの人に何かを発表したり、特定の人に何かを伝えたりすることは日常的によくありますよね。
 
テレビやインターネットでの発表、ビジネスでの通知、友達同士の連絡など、「知らせる」場面はさまざまです。
  
本日は、「知らせる」という英単語について学習しましょう。
「inform」「notify」「tell」「let [someone] know」「announce」「report」などを使った表現があります。
  

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「inform」「notify」「tell」の違いと使い方

inform

「情報を提供する」「知らせる」
 
必要な情報や事実を相手に知らせる。
※ tell よりフォーマルで、仕事や公的な場面でもよく使われます。
  
    
  
例:We are pleased to inform you that your entry has won the contest.(ご応募作品がコンテストで優勝したことを、喜んでお知らせいたします。)
  
 ※ これを親しい相手への連絡などでカジュアルにすると、
I’m excited to tell you that your entry won the contest!(嬉しいお知らせ!あなたの応募作品がコンテストで優勝したよ!)など。
  
  
  
例:The teacher informed the class about the upcoming field trip.(先生が次の校外学習についてクラスに知らせた。)
  
  
  

notify

「通知する」「公式に知らせる」
  
※ 特定の相手に、必要な情報を正式に「通知する」。
※ 会社・官公庁からの通知や、システム・アプリなどの通知にもよく使われます。
※ inform よりも「通知」という意味合いが強く、ややフォーマル。
  
  
  
例:The company notified employees of the bonus payments.(会社が従業員にボーナス支給を通知した。)
 ※ notify 人 of 〜:人に〜を知らせる
  
  
例:The app will notify you when your favorite song is released.(好きな曲がリリースされたら、アプリが通知してくれるよ。)
  
  
  

tell

「伝える」「知らせる」
  
※ 人に情報・事実などを「伝える」「教える」という一般的な表現。
日常会話でよく使われます。
  
※ tell – told – told
  
  
  
例:She told me the good news yesterday.(彼女は昨日、私に良いニュースを教えてくれた。)
  
  
例:I told my friends about the local event.(私は友達に地元のイベントについて知らせました。)
  
  
  
tell は「知らせる」だけでなく、「伝える」という意味でもよく使われます。
「伝える」を表すその他の英語表現については、こちらの記事もご覧ください。
「伝える」の英語表現について
  
  
  

「知らせる」の基本の形

「知らせる」を表す動詞は、単語によって後ろに続く形が異なります。ここでは、よく使われる基本的な形を見てみましょう。
  
  
inform + 人 + of / about ~
→ 人に~を知らせる
例:They informed us of the change.(彼らは私たちに変更を知らせました。)
  
inform + 人 + that ~
→ 人に~だと知らせる
例:They informed us that the schedule had changed.(彼らは私たちにスケジュールが変更されたことを知らせました。)
  
  
notify + 人 + of / about ~
→ 人に~を通知する
例:The company notified employees of the change.(会社は従業員に変更を通知しました。)
  
notify + 人 + that ~
→ 人に~だと通知する
例:They notified us that the event had been canceled.(彼らは私たちにイベントが中止されたことを通知しました。)
  
  
tell + 人 + 内容
→ 人に~を伝える
例:She told me the news.(彼女は私にその知らせを伝えました。)
  
  
let + 人 + know + 内容
→ 人に~を知らせる・教える
例:Please let me know the details.(詳しいことを教えてください。)
  
  
  
of は「知らせる内容・事実」を示す場合に、about は「~について」と話題を示す場合によく使われます。ただし、文脈によってどちらも使える場合があります。
  
  
  

いろいろな「知らせる」

let [someone] know

「[人に]知らせる」
  
※「知らせる」「教える」という意味の自然な表現。
日常会話からメール、ビジネスまで幅広く使われます。
※ Let me know … は「~を教えてね/知らせてください」という表現として頻出。
  
  
  
例:Let me know when you’re ready.(準備できたら教えてね。)
  
  
例:Let me know if you need help planning your birthday party.(誕生日パーティーの準備で助けが必要なら知らせてね。)
  
  
例:Please let us know if you have any questions regarding the schedule.(スケジュールに関してご不明な点がございましたらお知らせください。)
  
  
  

announce

「発表する」「知らせる」
  
※ 多くの人に向けて、ニュース・決定・予定などを公に「発表する」。
※ 公式な発表やイベントなどでもよく使われます。
  
  
  
例:The zoo announced that a baby panda was born today!(動物園が、今日赤ちゃんパンダが生まれたと発表しました!)
  
  
  

report

「報道する」「報告する」
  
ニュースや出来事、問題などを「報告する」「報道する」。
※ メディアによる報道のほか、事故・事件・問題などを警察や会社に報告する場合にも使われます。
  
  
  
例:She reported live from the scene of the festival.(彼女は、祭りの現場から生中継で報道しました。)
  
  
例:The incident was reported to the police.(その事件は警察に報告された。)
  
  
  

一口コラム 🌱

💡 heads-up / keep me posted って?
  
  
🍀 a heads-up は、「前もって知らせること」「事前の注意・知らせ」を表すカジュアルな表現です。
  
  
Thanks for the heads-up.(前もって教えてくれてありがとう。)
  
Just a heads-up, the schedule has changed.(念のため知らせておくけど、予定が変更になったよ。)
  
  
◎ また、Heads up! と単独で使うと、「気をつけて!」「危ないよ!」と、とっさに注意を促す表現になります。
  
Heads up! The ball is coming this way!(気をつけて!ボールがこっちに飛んでくるよ!)
  
※ 名詞として使う場合は、一般的に heads-up とハイフンを入れます。
  
※ 似た表現に Watch out! があります。Watch out! は「危ない!」「気をつけて!」と、危険を避けるよう警告するときに幅広く使われます。Heads up! も危険を知らせる場合に使われますが、特に何かが飛んでくるときなど、相手にとっさに注意を向けてもらう場面でよく使われます。
  
  
  
🍀 keep me posted って?

keep [someone] posted は、「人に最新の状況を知らせておく」「進展があれば随時知らせる」というカジュアルな表現です。
  
  
Keep me posted on the situation.(状況について随時知らせてね。)
  
Keep me posted on how things go.(その後どうなったか、また教えてね。)
  
  
let me know が「~したら知らせて」のように、ある情報を知らせてもらう場合にも使えるのに対し、keep me posted は、状況の変化や進展を継続して知らせてもらうニュアンスがあります。
  
  
  

まとめ

日常的に人へ何かを伝える場合は telllet [someone] know、ややフォーマルに情報を伝える場合は inform、正式に通知する場合は notify がよく使われます。
また、多くの人に向けて公に発表する場合は announce、出来事や問題などを報告・報道する場合は report が使われます。
  
同じ「知らせる」でも、誰に、どのような場面で、どのように伝えるかによって使う表現が変わります。
それぞれの特徴をつかんで、場面に合った表現を使ってみましょう!
  
  
Now you know how to share the news in different ways!
これで、いろいろな方法で「知らせる」ことができますね!
  

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