「伝える」と一言で言っても、英語では何を伝えるのかによって使う単語が変わります。
相手に情報を知らせるのか、気持ちを表現するのか、それとも意思疎通をするのかによって、自然な表現は異なります。
今回は、日常会話や仕事でよく使われる「伝える」の英語表現を見ていきましょう。
代表的なものには、「tell」「express」「communicate」「let someone know」「inform」「get across」「make oneself understood」「convey」などがあります。
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「tell」「express」「communicate」の違いと使い方
tell
「(人に)伝える」「知らせる」
※ 最も基本的な表現。
※ 相手に情報や内容を伝える時に使います。
例:Can you tell him I’m waiting?(私が待っていると伝えてもらえますか?)
例:I told my parents the good news.(両親にその嬉しい知らせを伝えました。)
例:Tell her I said hello. (彼女によろしく伝えてね。)
※ Say hello to her (for me).((私の代わりに)彼女によろしく伝えてね。)もほぼ同じ意味で使えます。
express
「(気持ち・考えなどを)伝える」「表現する」
※ 感情や意見などを言葉や態度で表します。
例:It’s important to express your feelings.(自分の気持ちを伝えることは大切です。)
例:She expressed her gratitude to everyone.(彼女は皆に感謝の気持ちを伝えました。)
communicate
「意思疎通する」「伝え合う」
※ 相手と情報や考えを伝え合い、意思疎通をするイメージ。
例:We need to communicate our ideas clearly.(自分たちの考えを分かりやすく伝える必要があります。)
例:Even my cat communicates when it’s hungry. (うちの猫も、お腹が空くとちゃんと意思を伝えてきます。)
いろいろな「伝える」
let someone know
「知らせる」「伝えておく」
※ tell よりやわらかく、日常会話でとてもよく使います。
例:I’ll let Grandma know you called.(おばあちゃんにあなたから電話があったって伝えておくね。)
例:Please let her know we’re cheering for her.(私たちが応援しているって彼女に伝えてね。)
inform
「正式に知らせる」
※ お知らせやビジネスでよく使われます。
※ tell や let someone knowよりもフォーマルな表現です。
例:Please inform us of any changes.(変更があればお伝えください。)
※ inform A of B 「AにBを知らせる」
例:We regret to inform you that the event has been cancelled.(残念ながら、イベントが中止になったことをお伝えします。)
get across
「(考え・意味などを)うまく伝える」
※ 自分の考えや要点などを、相手に理解してもらうことがポイント。
例:I couldn’t get my point across.(言いたいことがうまく伝わりませんでした。)
例:The teacher got the idea across with simple examples.(先生は簡単な例を使って考えを分かりやすく伝えました。)
make oneself understood
「自分の言いたいことを理解してもらう」「自分の意思を伝える」
※ 自分が言いたいことを、相手に理解してもらえるようにする表現です。
※ 語学力が十分でなくても、言葉やジェスチャーなどを使って「なんとか通じる」という場合にも使えます。
例:I can make myself understood in English.(英語で自分の言いたいことをなんとか伝えられます。)
例:It was difficult, but I managed to make myself understood.(大変でしたが、なんとか自分の言いたいことを伝えることができました。)
💡 get one’s point across と make oneself understood の違い
get one’s point across → 自分の考えや要点を相手にうまく伝える
make oneself understood → 自分の言いたいことを相手に理解してもらう
たとえば、英語が完璧でなくても、身振りや知っている単語を使って相手に言いたいことを理解してもらえたなら、make myself understood が使えます。
convey
「(情報・気持ちなどを)伝える」
※ ややフォーマルな表現。
※ 情報だけでなく、気持ちや考えなどを伝える場合にも使われます。
例:The report conveys the company’s concerns clearly.(その報告書は、会社の懸念を明確に伝えています。)
まとめ
「伝える」は、何を伝えるかで英語が変わります。
🗣 言葉・情報を伝える → tell / let someone know / inform / convey(ややフォーマル)
❤️ 気持ちを伝える → express
🤝 意思疎通する → communicate
🎯 うまく伝える → get across
💬 自分の言いたいことを理解してもらう → make oneself understood
日本語ではどれも「伝える」と言えますが、英語では場面によって自然な表現が異なります。
何を伝えたいのか、どのように相手に届けたいのかを意識すると、使い分けしやすくなります。
💡 「伝わる」の英語表現も知りたい方はこちら。
「come across」「get across」「reach」など ☆“伝わる”表現の違いについて
💡 実際の会話で使われる英語を身につけたい方はこちら。
→ 英語が速くて聞き取れない方へ|実際の会話についていくための練習法
What matters is that you keep trying to get your thoughts across.
大切なのは、自分の思いを伝えようとし続けることです。


